[PR]100万円が無料で当たる!:今すぐ応募して現金を当てよう!

Home  健康とからだ  みちのく逍遥


リンパの流れ

1.リンパってなんですか?

血液の中の血漿が毛細管の壁を通って血管の外に出たものを組織液といいます。

この組織液の大部分(90%)は再び毛細血管に再吸収されていきます。

残りの約10%が毛細リンパ管に入っていきます。

この毛細リンパ管に入った組織液をリンパ液といいます。

ですからリンパ液は血漿にその成分は似ております(蛋白質がやや少ないのですが)。

リンパ液の色はやや黄色を呈しております。
 

2,リンパの流れはどうなっておりますか?

血液の循環は図1でもおわかりのように、心臓→動脈→毛細血管→静脈→心臓、

の経路を辿ります。

血液の中の赤血球はこの回路の外に出ることはありません。

これを閉鎖循環系といいます。

リンパ系はこの毛細血管から出た血漿(組織液)の一部(約10%)を毛細リンパ管

に吸い上げ、それをリンパ管に集めて、静脈へと注ぐ経路のことをいいます。

図1


3,人のリンパ系はどうなっておりますか?

人のリンパ系は大きく二つに分けられます。

図2でお判りのように、リンパ網は体中に隈無く張り巡らされております。

リンパの流れは、毛細リンパ管→リンパ管→リンパ節→リンパ管→リンパ本幹

の経路を辿ります。
 

A)胸管の流れ

                                    左頚リンパ本幹
                                     ↓
両下肢のリンパ→鼠径リンパ節→腰リンパ本幹→乳糜槽→胸管←左鎖骨下リンパ本幹
                               ↑
                            腸リンパ本幹
 

下肢のリンパ管は足の付け根(鼠径部といいます)に集まってきます。

その鼠径部にはリンパ節がいっぱいありますが、リンパはここを経由して骨盤から

のリンパを集めて腰部の腰リンパ本幹となっていきます。

この腰リンパ本幹に腸からのリンパを集めた腸リンパ本幹が合流します。

この腸からのリンパは腸からの栄養分(脂肪分)をいっぱい含んでおりますので乳白色

をしております。そのため、この合流点を乳糜槽といいます。

このリンパ本幹は胸管となって胸の左後側を上向していきます。

そして、胸管は左頚部にきて、左頭部と左頚部からのリンパを集めた左頚リンパ本幹

と左上肢と乳腺からのリンパを集めた左鎖骨下リンパ本幹と合流します。

この合流したリンパ管は胸管として左内頚静脈と左鎖骨下静脈の合流点(ここを

静脈角といいます。)から静脈へと注ぎます。
 

B)右リンパ本幹(右胸管)の流れ
 

 
             右頚リンパ本幹 
               ↓
右鎖骨下リンパ本幹→右リンパ本幹
 

右上肢からのリンパは右鎖骨下リンパ本幹に、右頭部と右頚部のリンパは右頚リンパ本幹

に集まってきます。この両リンパ本幹は合流して右リンパ本幹(右胸管ともいいます)となって

右内頚静脈と右鎖骨下静脈の合流点(ここを右静脈角ともいいます)から静脈へと注ぎます。
 
 

図2

4,リンパはどんな働きがありますか?

毛細血管から水分と水溶性の物質は組織へと濾過(一日20L)されます。

そして、その大部分(一日16−18L)は毛細血管へと再吸収されます。

その再吸収されなかった(一日2−4L)残りが毛細リンパ管に吸収されて、

リンパ液となっていきます。

そして、リンパ管は所々に弁があるためリンパ液の逆流を防止します。

また、太いリンパ管壁には平滑筋があって自動的に収縮してリンパの

流れを作ります。

毛細リンパ管壁は盲端になっており、蛋白質・脂質・糖・電解質を透過できます。

腸管では吸収された脂質や他の栄養分がリンパを経由して運ばれます。

このようにリンパ管は組織液の輸送と栄養分の輸送の働きがあります。

そして、リンパ管は過剰な組織液の排出機能をも併せもっております。

また、毛細リンパ管壁の透過性は毛細血管壁よりも大きいので、細菌や

粒子なども通過します。しかし、リンパ管の途中にはリンパ節があって、

リンパ管に入ってきた異物や細菌などを捕らえて殺します。

また、リンパ液の中にはリンパ節で作られたリンパ球が含まれております。

(リンパ球の働きはこの次にします。)
 
 


[PR]≪看護師≫の専門求人サイト♪:週3日・長期で探す『医療介護ワークス』